*

寝汗の意味は何?寝汗をかかないようにできる?

公開日: : 最終更新日:2014/06/14 睡眠に関する基礎知識

nease

寝汗をかいて体温を調整する

 眠っている時の汗は「寝汗」と呼ばれます。寝汗は体の深部温度調節のために必要です。日中に外が暑くて汗をかいたり、運動をするとダラダラと汗をかくのと同じで、寝ている間は額やわきの下、背中などから寝汗をかきます。

>>暑い夏や寒い冬に寝つきが悪い、眠れなくなる理由は?

なお、緊張した時には体温調整の場合とは別のところから汗をかきます。「手に汗握る」「冷や汗が出る」などの言い方がされる事態がこれです。手のひらや足の裹から嫌な汗をかきます。

スポンサーリンク

寝汗はかなり大量

 夏でなくても、眠っている間はかなりの寝汗をかきます。調査によると、大人だと一晩でコップー杯分の寝汗をかくそうです。これは極めて生理的な現象で、脳の睡眠中枢が命令しているために起こります。汗をかいて熱を放出し、体の深部温度を下げておくことで、睡眠を継続させるのです。これにより、体の活動を抑え、エネルギー消費しないようにして体と脳をじっくりと休息させます。そのため、寝汗は睡眠の最初の1~2時間のもっとも深い睡眠のときに多く起こります。

寝汗をかいているときに起こされると不快な気持ちになる

 すでに説明したとおり、寝汗をかいているときは深部体温が下がっており、ぐっすりと深い睡眠をしている時期になります。そういうときに起こされると、脳が急に起こされるため非常にストレスに感じ、頭は重くて大変気分を害してしまいます。夜に急に起こされて嫌な思いをしたときにかぎって、じっとりと汗をかいているのはこういう理由です。そのため、寝汗は悪いものという扱いを受けやすいのも事実です。

 ですが、人間は汗をかくメカニズムがかなり発達しており、起きていても眠っていても「汗」で体温を調節することができる貴重な動物なのです。

 もし、将来科学が発達し、汗による体温調節を自由自在に操ることができるようになれば、睡眠のタイミングを好きなようにコントロールできるようになるかもしれません。

関連記事

sunlight

睡眠を支配する3つの生体リズム

生体リズムが睡眠をコントロールしている 人間の体は時間の経過とともに一定の規則でリズムを刻

記事を読む

sensitivitytocold

冷え性の人は睡眠不足や不眠症になりやすい

冷え性だと深部体温がうまく下がらず寝つきにくくなる 人間の睡眠には深部体温が深く関わってい

記事を読む

morning

朝が弱くて起きられない子どもに有効な対策方法とは?

寝坊の改善は家族やパートナーの働きかけも重要 朝、なかなか起きられない息子や娘に苦労されて

記事を読む

melatonin

メラトニンが体内時計を調整しコンディションを整える

メラトニン睡眠だけでなく生活リズムにも深く関係している メラトニンはさまざまな作用があると

記事を読む

sleepiness

昼休みのあとに眠くなるのはなぜ?

睡眠覚醒リズムのピークが午後に訪れる 昼休みのあとはどうしても眠くなってしまう、なんてこと

記事を読む

sesujinobasu

夕方や夜の眠気を効果的に解消する対策方法

深部体温を簡単に上げて夜の眠気に対応する 夕方以降に眠気が襲ってくるのは、夕方から徐々に深

記事を読む

serotoningraph

体内のメラトニンが増減する仕組み

人がすっきり目覚めてスムーズに眠れる秘密 朝に光を浴びるとメラトニンが減ってすっきりと目覚め、

記事を読む

wake_up_late

寝坊しても次の日に引きずらないための対策

寝坊したら意識して朝の光を浴びよう 誰にでもうっかり寝坊してしまう日はあります。そういうと

記事を読む

sleep_learning

子供の教育と睡眠の関係とは?適切な睡眠が好影響を与える

photo credit: something.from.nancy via photopin cc

記事を読む

sunlight02

朝が弱いなら早めに日光を浴びてメラトニンを減らそう

すっきりした目覚めのコツは起床後4時間以内の日光にあり 朝の日光を浴びると、メラトニンが減

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

話題の快眠枕

PAGE TOP ↑